
1961年にギ・ロベールが調香した《カレーシュ》は、エルメス初の女性用フレグランスでした。フェミニンなフローラルシプレが特徴の《カレーシュ》は、エルメスを象徴する馬車の名前を冠しています。《カレーシュ》は例えるなら美しい素材たちが主人公となる小説。陽気なシトラス、モダンなアルデヒド、ローズとジャスミンを中心にイランイランが華やかに彩るフローラルノート、高貴なアイリスが奏でるウッディとシプレのノートが活躍します。
エルメスとフレグランスの世界の出会いを物語る、クラシックなフレグランスです。エルメスに脈々と受け継がれる伝統、原点そして秘密を物語ります。流行を追わない、常に現代にふさわしいフレグランス。
香り
「フローラル・アルデヒド」のジャンルに含まれる《カレーシュ》オードトワレは、アルデヒドの洗練されたフェミニティ、起伏のあるジャスミン、ローズの軽やかさを融合させています。
オブジェ
馬車のランタンの形からインスピレーションを得たフラコンには、乗馬用ヘルメットからイメージした黒いキャップを合わせています。裏面のステッカーは、フィリップ・デュマのデザイン。「ファウンダー フレグランス」コレクションの一部である証です。
ファウンダー フレグランス コレクション
「ファウンダー フレグランス」コレクションのインスピレーションの源は、メゾンが継承してきた伝統です。それぞれのクリエーションはエルメスの想像力を、ひとつの名前、ひとつのフレグランス、ひとつの色に凝縮しています。エルメスは長い年月をかけて、すばらしい調香師との出会いから生まれた大胆なフレグランスの物語を綴ってきました。
香りのエモーション:ウォーム、センシュアル
主な素材:アルデヒド、ジャスミン、ローズ
成分 : エタノール, 水, 香料, ヒドロキシシトロネラール, リモネン, リナロール, クマリン, ゲラニオール, ヘキシルシンナマル, ケイヒアルコール, ツノマタゴケエキス, シトロネロール, α-イソメチルイオノン, シトラール, ベンジルアルコール, 安息香酸ベンジル, ファルネソール, オイゲノール, サリチル酸ベンジル, イソオイゲノール, 黄4, 赤504, 青1