
1960年代初め、パリのサン・ジェルマン地区は、夜のジャズクラブから流れ出すリズムや芸術家たちの出逢いによる活気であふれていました。
人々はエレガントかつ湧き立つような熱気を帯びたムードの中、世界について語り合ったり、ダンスをしたり、笑い溢れる楽しいひと時を過ごしていました。Orphéon(オルフェオン)はそんなバーのひとつで、ディプティックの3人の創業者たちが気軽によく集まった、陽気な熱気に満ちた場所でした。
フレグランス「Orphéon(オルフェオン)」は、この時代と創造的な友情にオマージュを捧げます。
タバコからくゆる煙の渦巻きとおしろいのパウダリーな残り香が混ざり合い、店内の古色を帯びた木製品に留まります。
ミドルノートのあたたかみのあるトンカビーンズ、シダーの深み、そしてジュニパーベリーの生き生きとした香りが、忘れられない場所の雰囲気を想起させます。今では、バー Orphéon(オルフェオン)が存在した証として、サン・ジェルマン大通り34番地のディプティック本店にある多面体のブルーストロボスコープの長い円柱だけが、その痕跡を留めています。
トップ : ジュニパーベリー
ミドル : ジャスミン
ラスト : シダー、パウダー、トンカビーン
対象 : ユニセックス向け
成分 : 変性アルコール、香料、水、サリチル酸ベンジル、リモネン、リナロール、α-イソメチルイオノン、 ヒドロキシシトロネラール、ゲラニオール、シトロネロール、クマリン、シトラール、安息香酸ベンジル、 ベンジルアルコール、ケイヒアルデヒド、ヘキシルシンナマル、イソオイゲノール[Ⅱ]