No°19 ナンバー19 EDT

概要
ブランド | CHANEL シャネル |
商品 | №19 ナンバー19 |
賦課率 | EDT オーデトワレ |
系統 | グリーン・フローラル・ウッディ系 |
特徴 | 1970年、ココ・シャネルの誕生日「8月19日」にちなんで誕生。 シャネル香水の中でも特に 知的・独立心・強さ を表現する香り。 甘さ控えめで、凛とした雰囲気を漂わせるため「大人の女性のための香り」とも言われる。No.5 の華やかさとは対照的に、よりモダンで都会的、スタイリッシュな印象を与える。 |
トップノート | ガルバナム、ネロリ、ベルガモット |
ミドルノート | アイリス、ローズ、スズラン、ナルシス |
ベースノート | ベチパー、オークモス、レザー、サンダルウッド |
調香師 | アンリ・ロベール(Henri Robert) |
発売 | 1970年 |
対象 | WOMAN(女性向け)30代~50代以上の大人の女性 |
シーン | スーツやジャケットに合う、会議、商談、公式の場、シティライフ、外出、ディナー、フォーマルイベント 季節:オールシーズン 特に春夏は清涼感、秋冬は知的な雰囲気を強調 |
成分 | エタノール、水、香料、黄4、黄5、青1、赤504 |
似た香の香水
1 | プラダ | インヒュージョンドゥイリス | アイリスの上品な香りを中心に、グリーン感とウッディの落ち着きが特徴。 |
2 | ピエールバルマン | ヴァンヴェール | 「世界一グリーン」と言われるほど爽やかで草のような香り。 |
3 | ジャコモ | シレンス | 深いグリーンノートとフローラル、ウッディが融合したクラシック香水。 |
4 | ランバン | クライマ | 花々とグリーンのバランスが美しく、少しシトラスの明るさもある。 |
5 | グエルラン | リュー | シトラスとアルデヒド、ローズやジャスミンが調和するクラシック香水。 |
レイヤリング例(軽い→重い順)
1 | プラダ | №19 → インヒュージョンドゥイリス | 硬質な印象にふんわりとした優雅さが加わり、知的で女性らしい雰囲気に。 |
2 | シャネル | №5ロー → №19 | クラシカルな重みを保ちつつ、モダンで爽やかな透明感をプラス。 |
3 | ランバン | エクラドゥアルページュ → №19 | 軽やかさと大人の落ち着きを兼ね備え、オフィスや日常に馴染む香り。 |
4 | ディオール | №19 → ディオリッシモ | 硬質な印象が和らぎ、上品で清楚なフローラルブーケに。 |
5 | ジョーマローン | グレープフルーツ → №19 | 爽やかでシャープな印象が際立ち、春夏の昼間やアクティブなシーンに最適。 |
説明
大胆なほどに自らの意思を感じさせる、凛としたフローラル・グリーン・ウッディ ノート。
マドモアゼル シャネルのイメージのクリエイションへの姿勢と同様、一切の妥協を排した調香が完璧な調和をもたらす香り。鮮やかなコントラストが織りなす、大胆なフローラル・ウッディ・グリーン ノート。ガルバナムのいきいきとしたグリーンノートと、アイリス パリダの優しいパウダリー ノートとの、完璧なバランス。N°19は、シャネルの重要な数字。
ガブリエル シャネルの誕生日 1883年8月19日から名づけられ、マドモアゼル自身が発表した、彼女のプライベート フレグランス。マドモアゼルがこの新しい女性用フレグランスについて考え始めたとき、周囲の人々からN°5に並ぶ香りなど存在し得ないと反対された。しかし、マドモアゼルは諦めず、シャネル 2代目専属調香師 アンリ ロベールにN°5と同様に比類ない個性を放つ香りを新たにつくることを求め、そして誕生したのが、グリーンとパウダリーのコントラストが際立つ個性豊かな香り、N°19。その発表から数週間後の1971年1月10日に、マドモアゼルは永眠。
「かけがえのない存在であるためには、常に人と異なることが必要である。」マドモアゼルが遺した言葉のとおり、N°19は、卓越した大胆さと輝くような女性らしさをあわせ持った彼女の最後の作品。